「食」で得られる幸福感

Ranchi以降。Hazaribag、ブッダ・ガヤーと進み、そしてバラナシに到着した。Ranchiで、また前輪タイヤがパンクしたものの、それ以外にトラブルもなく。

バラナシでは、Holiというお祭りに参加するのがメインだったが、体調を崩し、結局、寝込んだまま過ごすはめになった。バラナシには11泊したが、半分以上は寝込んだまま過ごした。原因はおそらく、食事。ピーク時は1日に10回以上の下痢。加えて、発熱・吐き気・倦怠感。階段の昇り降りでさえ、しんどい。そして、朝起きると寝下痢をしている。そんな毎日。

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■右下から時計回りに、Dal,Paneer,Salad,Roti、しめて108ルピー(約216円)

その約2週間前にプリーで体調を崩して、すぐまた、バラナシで寝たきり生活である。困ったものだ。インドは手強い。多くの旅行者は普通、レストランに食事に行く。そのようなレストランの客はほぼ外国人ツーリストのみである。僕もそういうレストランに行くことには行くが、それ以上に、インドの地元の人たちが行くような食堂や屋台に行っている。こちらで、外国人ツーリストを見かけることはあまりない。なので、衛生環境がよろしくない食堂や屋台に行くことが、食事で体調を崩す理由のひとつであると思われる。考えものである。

と、「なぜ、食事で体調を崩すのか?」と考えてるうちに、衛生環境がどうのこうのの以前に、食べ過ぎなのではないかとも思えてきた。食べ過ぎは体に負担をかける。

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■インドの定食「ターリー」、リッチめのレストランにて、80ルピー(約160円)

旅に出る前のある期間、僕は1日1食という食生活を実践していた。しかし、旅に出てあらゆる国のあらゆる食事を目の当たりにし、1日1食は速攻で崩壊した。今では1日2、3食プラス間食しまくりといった感じになっている。

今まで訪れたアジアの国々では、路上に屋台があふれ、食欲をそそられる機会が日本より多いということと、日本の物価と比べて、とても安いという2つの要素が食事の回数を増やした。お金をあまり気にせず食事ができる環境に身を置くと、「なぜ、金持ちに太っている人が多いのか?」ということがよくわかる。あきらかに最近の僕は、気軽に食べ物を口にしすぎていた。今回の件で、食生活を見直そうと思った。

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■体にすっと入っていくおいしさ、パパイヤ山盛りで10ルピー(約20円)

ちなみに、日本では食べられないようなたくさんのおいしい料理を食べてきたが、はっきり言って、1日1食(主に、玄米・味噌汁・豆腐・漬物)のときの方が、「食」で得られる幸福感を最大限に引き出せていた。これは、この先どんなおいしい料理を口にしても変わらないだろうと思う。次元が違うのだ。

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