BARIPADA警察署に連行される

◎2月15日(月):おもしろいブログとは?というテーマについて研究

朝。起きる。何時に起きたのかも忘れた。ってゆーか、この宿で、この何もしない安静生活、もう7日目。まじで?ヤバくねえ?旅はじまって以来。こんな何もしなかったの。軽い沈没じゃん。そのかわり、いろいろ考えることができた。だから、これはこれであり。悪くない。

昼間、サイバーカフェ。ブログ更新。あとは、ひたすら、おもしろいブログとは?というテーマについて研究。Opera、ウィンドウ2つに数えきれないほどタブ羅列させて、それ全部、研究対象用ブログ。スタンバイさせて、お持ち帰り。宿にこもって、熱心に研究。おもしろい文章、人の心をつかんで離さないブログってなんだろう。

夜。また「ミッキーマウス」で。ベジタブルスパゲティとバターチャパティ、計35ルピー(約70円)、テイクアウト。ビールもゲット。部屋で。食う、飲む、ひとり、なんだこれ。シャワーやって、寝る。明日こそ出発だ、と思って。走行距離0km。


◎2月16日(火):ポリス・ステーションでインベスティゲーション

朝、6時半に起きる。体調は悪くない。バイクの長距離移動も大丈夫そう。もろもろ準備。チェックアウト。それにしても、ここのスタッフはみなフレンドリーですごく良かった。8時。いざ、出発。ずっと寝たきりだったので、覇気がない、完全に素面。基本的に、南に向かって進む予定だったが、変更。

2月28日までにバラナシに着くような感じで、ルート組み直し。というのも、「Holi」というインド三大祭りのひとつがあるそうで、それに参加してみよう、ということで。相変わらず、予定を立てるのが下手くそ過ぎるぜ。NH203飛ばす。音楽、まずは椎名林檎。久しぶりのバイク、気持ち良い。

1時間半走って、テキツーに道端のチャイ屋で休憩。チャイ飲み、ストレッチ・深呼吸とかしつつ。15分くらい。1時間半走って、昼飯に。テキツーにナショナル・ハイウェイ沿いの店。バングラデシュ並みに、みんな集まってくる。こんなとこ、外国人ゼッタイに来ないもんな。1時間半走って、休憩。瓶マウンテン・デュー飲む。ストレッチとか。「1時間半走って、15分休憩」っていいかも。ひたすらNH5走る。ときたま悪路。振動がすごい。前輪タイヤ大丈夫かな。

知らない間に、バックパックを縛り付けているヒモのひとつがなくなってる。げ。来た道もどって、あたりを探しまわるも見当たらない。ヒモ一つだと、すぐにずり落ちそうになってくる。以降は、後ろのバックパックを気にしながら走ることに。増す、疲労&苦労。地図を見て、今日はどこまで行こうか検討。ちょっと遠いけど、「BARIPADA」を目指すことに。後半はもう、早く到着したい気持ちに負けて、「1時間半走って、15分休憩」のリズムも崩れる。後半はただただしんどいだけ。

夕方。BARIPADAに到着。即、ホテル探し。1件目、満室。2件目、満室。3件目「APARNA HOUSE」、1泊200ルピー(約400円)、わりに普通にキレイ。便所は洋式、蛇口からはホットウォーター。悪くない、チェック・イン。街を歩く。雰囲気好き。なぜだろう?考える。わかった。この街、坂がある。インドにて、今まで訪れた街はどこも平坦だった。坂のある街。好み。僕は、新宿より渋谷派。失ったヒモと同じものを売ってるショップ発見。サイバーカフェ発見。買おう買おうと思っていたデイバッグをたくさん取り扱っていそうなショップ発見。調子イイ。

19時頃、宿に戻り、シャワー。歯磨いて、頭を洗っていると、ドンドンとドアを叩く音。タイミングいとわろし、もちシカト。しかし、鳴り止まない。さすがにウザい。「I’m taking a shower, now!」と一喝。それでもドンドンドンドン。どないやねん。手ぬぐいサイズのタオルを腰に巻いて、ドアを開ける。予想と違う風景。

デカめの男。その後ろに複数人。ん?なに。一瞬おいて、ポリスだと判明。部屋に8人ぐらいズカズカ入ってくる。なんかチェックらしい。ポリと変な女がバックパックから荷物を取り出し、開け散らす。

これは何だ?「日記帳だ!」
これは何だ?「コンタクトレンズだ!」
これは何だ?「風邪薬だ!」

あー、まじうぜえ。最初、警察よりも変な女が熱心に荷物を開け散らかすので、彼女が盗難事件に合い、その容疑者として疑われているのかと、思った。が、違うようだ。次に、定期的なドラッグ摘発検査かと、思ったが、そうでもなさそう。意味がわからない。

お互い、つたない英語。しかもこっちは全裸。腰にタオル巻いてるだけ。おしり丸見え。1対8とか。不利すぎるんですけど。なに、この画。コント?ものすごいまぬけなんですけど。とりあえず、ポリス・ステーションでインベスティゲーションだとか言ってる。荷物も全部持っていくらしい。だりい。そのまま、警察に連行される。

19時30分。警察署、到着。とりあえず、中央の事務室みたいな部屋で待機。右を向くと、牢屋2つ。おっつ。しかも人、入ってるし。3人づつ、ひいい。手錠とか壁にぶら下がってる。日本のとはだいぶ違う形状。わりに、テレビとかついてて、緊張ムードはなさげ。1時間以上待たされ、やっと事情聴取開始。別室にて。

ここに来た目的はなんだ?「日が暮れたから、たまたまこの街に宿を取っただけだ!」
どこから来た?「プリーだ!」
バスか電車のチケットを見せろ!「バイクで来たから、そんなもんねえ!」

毅然とした態度で対応。パスポート、ビザ、国際免許証、バイク関係の書類。全部見せる。こちらに落ち度はない。結局、パスポートの番号などを控えられただけで、何事もなく終了。途中から、屁理屈まぜこねて、公式風を装い、罰金かなにか請求されるのかと、心配していたが、そういうのも特になく。なにやねん。

ちなみに、インドでは、宿を取る際に、パスポートのコピーを取られることが多い。たぶんそれが、警察の方にも届けられるのだろう。そういうわけで、外国人である僕がこの部屋にいるというのは、チェック・インした時点で、知られていること。そして、BARIPADAなんていう、普通の外国人旅行者は絶対に訪れない街を、違う州のナンバーを付けたバイクに乗って、やって来たので、「なんだ、このジャパニーズ、におうぞ」ってな感じで、警察のインベスティゲーションの対象になったのだと思われる。

宿に帰れたのは22時30分頃。いやー、腹も減ったし、ビールも飲みたいべ。受付のおっちゃんにビールが飲めるとこがあるか聞く。今日、2件目に行ったホテルにバーが併設されているらしい。早速、行く。食事は22時までの提供。げ。もうドリンクのみらしい。カシューナッツはあるとのこと。しょうがねえ。ビール(ROYAL CHALLENGE)とカシューナッツでやる。しめて105ルピー(約210円)。

のどごし良し。かー、美味い。それにしても店内が暗い。まわりはインド人オンリー。あれ?なんだこのシチュエーション。日々、インド人に囲まれているので、それがもう当たり前になっていたが、よく考えてみるとおもしろいぞ。インドの、それもローカルな街の、小さな、そして、インド人しかいないバーで日本人の僕が、ひとりで飲んでいる。客観的に見ると、不思議な感じですね。

腹も減っていたので、閉店間際のとなりのレストランへ。バーのスタッフに「イミディエイトリー!」とか言われながら、裏の厨房経由で。高級風。トマトスープとエッグフライドライスを注文。ジャスト100ルピー(約200円)。高級風なのに、日本円で考えると200円なのが、ものすごい変な感じ。店員は、ワインレッドのシャツに、下はスラックス。なのに足元がサンダル。ものすごい損な感じ。帰って、寝る。走行距離330km。

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■ナショナル・ハイウェイ沿いの店でランチしていたとき

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■警察署に連行。バリパダ・ポリス・ステーション

※旅をしながらブログを更新するというのは、旅で得たインプットを、吸収し消化し排出(アウトプット)するということ。健全な知的フロー。旅におけるブログの比重を高めようと思う。現在、1日のユニーク・ユーザー数(訪問者数)は、平均18人。

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