ロケット・スティーマーで船旅、ダッカへ

バングラデシュにて。クルナから首都であるダッカへは船で移動した。「ロケット・スティーマー」という名の船。そのファーストクラスを選択。バングラデシュに入ってからというもの、あまり体調が優れなかった。僕は少年時代、「気管支ぜんそく」という病気になったことがあるが、どうも「ゼーゼー」する。鼻をかんでも青っ鼻。

「バングラデシュは空気が汚い」と聞いていたが、鼻も詰まっているし、コルカタ(コルカタも空気は汚い)から来たのでいまいちよくわからない。しかし、この「ゼーゼー」はおそらく、バングラデシュの空気の汚さが、もたらしたものと考えて間違いなさそうだ。

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■ロケット・スティーマーで移動中、バングラデシュ・キッズたちと

ぜんそく患者はバングラデシュには行かない方が良いと思われる。一日歩きまわって夜、鼻かんだらティッシュ真っ黒だもんな。「よお、煙突掃除してたのか?」ってくらい。

そういう背景の為、快適に過ごそうとファーストクラスへ。2泊3日の船旅。運賃は1,190タカ(約1,650円)だった。外国人なんて僕だけだろうと思っていたら、僕の他に3人。イギリス人とチェコ人の2人組。

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■クルナからダッカへ。船はこういうラインをゆく

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■クルナの少女

ブログにどの写真をアップしようかと考えながら、今まで撮った写真たちを見ていると、自分のスタイル・自分のテイストがあることに気付く。撮った写真を人に見せるとき、その写真をとおして、自分の人間性まで見られているような気がして、少し恥ずかしささえ生じるようになった。同時に、誰かの写真を見るとき、それらの写真をとおして、その人の人間性まで見れるような気がして、その両方を味わおうと、「新しい見かた」ができるようになった。

そういえば、旅をしていると僕の場合、常にカメラは右ポケットに入ってるわけで、毎日シャッターを切る機会がある。毎日やっていれば、そりゃあどんなことでも上達するわけで、最初の頃よりかは、うまく写真が撮れるようになったかなあ、と自分で思っている。

しかし、別にカメラマンになりたいという希望は一切ない。そして「写真」を撮っているというより、「画像」を撮っているというイメージでやっている。

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■ヨーグルトにチーズを入れたイメージの「ドイ」、25TK(約32円)、美味すぎる

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■ローカル・バスから見えるリアル・ダッカ

ダッカの渋滞はひどすぎる。なにかのガイドブックに「渋滞はバンコク以上、街の汚さはコルカタ以上」とあったが、渋滞はその通り。しかし、街の汚さはコルカタの方が汚いと、僕は思った。渋滞っていうか、停滞だもんな。まったく動かないもんな。ダッカはまず、地下鉄を作るべきですよ。ちょっとの距離を進むのに、ありえない時間を毎日費やすのは、国家として、国民時間・リソースの浪費ですよ。流れの悪い川はどうしても淀むんですよ。

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