成都(中国)からハノイ(ベトナム)へ陸路でノンストップ

さぁ、次はベトナム、3ヶ国目だ。

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■成都から昆明(Kunming)へ向かう寝台列車
「硬臥」というクラスを購入。3段ベッドの6人コンパートメントだ。運賃は248元(約3,472円)で、所要20時間。僕は3段ベッドの一番上だった。お世辞にも快適とは言えないが、自分の指定ベッドがあり、体を横にして眠ることができるので僕には充分だ。昆明に到着してすぐに「河口」という国境の街に行くバスを探す、そして乗車。寝台バスで運賃は123元(約1,722円)で、所要11時間。ノンストップで移動が続き、車内泊が2日続いているが、特に問題なし。中国の河口という街から国境を渡り、無事ベトナムのラオカイという街に到着。

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■ラオカイからハノイへ向かう電車にて。乗務員&乗客まじっての一枚
切符は中国側で手配師より168元(約2,352円)で購入。約11時間かかって首都・ハノイに到着した。電車の席は指定席で、JR東海道線にあるような対面型の2人掛け席。欧米人のバックパッカーなどもいなくて、外国人は僕だけの模様。周りのベトナム人の方から、梨、リンゴ、アイスクリーム、笹に巻かれたベトナム風おむすびなどを頂く。車内にはフレンドリーなバイブスが充満し、なんでこんなに「アットホーム」なんだろうと思った。乗務員の方は英語がペラペラで「ホテル探しの手助けをするよ」と言ってくれる。最終的には隣の席だった女子高生がホテル探しを手伝ってくれた。はじめてベトナムの方と接したが、親切で温かくて、もう本当に言葉にならない。

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■生春巻きとハノイビール
生春巻きはたれに付けて食べる、たれはフルーティー風味。モチモチとした食感と、少し酸味のあるフルーティーだれが良いコンビネーションを生み出している。そして、ハノイビールを喉に流し込む。ベトナムではじめて取った食事、長時間の移動の疲れも一気に吹き飛ぶ。

ベトナムに入ったので、今まで撮り溜めていた動画をYouTubeにアップする。というのも、中国ではYouTubeにアクセスができなかったのである。アクセスしてみたところで、うんともすんとも言わない、白紙のままだった。他にも、Yahoo!ジオシティーズ、GoogleのBlogger、Facebookもアクセスできなかった。情報統制というやつだ。

ハノイにはWiFiが使えるカフェがたくさんあるし、ホテルでもWiFi対応しているところは多かった。しかし、ネットができると言っても動画のアップロードとなると話は別で、3分ほどの動画をアップするのに、少なくとも2時間はかかった。それだけなら、まぁいいのだけど、問題は回線が不安定なのか途中でよく切断したことで、そのたびにエラーが起こり、全部アップするのにものすごい時間がかかってしまった。まだまだ非実用的だ。

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■ベトナム・コーヒー
ブラックのように見えるが、飲むとかなり甘い、そして美味い。僕は苦いコーヒーは苦手なので、おいしく飲めた。日本人からすると、ちょっと「甘過ぎる」かもしれない。ベトナムの食事は「甘い味付け」が多いように思う、そして油分が少なくヘルシー。なので太っている人はあまり見かけない。

■ハノイ(ベトナム)の中心地・ホアンキエム湖より

ハノイは完全に観光地である。街に出てみれば観光客だらけ、特に欧米人はうじゃうじゃいる。それにともない、客引きもハンパじゃない。繁華街を歩けば10秒に一回くらいは何かしら声を掛けられたイメージがある。最初は「ノー・センキュー」と笑顔で対応していたが、次から次に声がかかるので、さすがに疲弊してきた。かごを両端にぶらさげた棒を強引に肩に乗せてこようとしたり、何も買わないと露骨に嫌な顔をしたりと、さすがに失望した。「ちょっと行き過ぎている」と感じた。この点に関して他の旅人と意見を交わすも、ほとんどみな同意見だった。このままでは「観光地」としての未来はないな、と正直思った。

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■雨の降る夕暮れのハノイ。ノスタルジー。この風景、なんだろう、好き

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■ベトナムの世界遺産「ハロン湾」にて
バックに見えるような奇妙な形をした岩や島が大小3,000も存在する。そんな中を小さな船でクルージング。船の先端に座り、神秘的な風景を眺めながら、感じる風が心地よかった。旅を始めてから「観光」をほとんどしていなかったので、これがはじめての本格的な「観光」である。そして、初・世界遺産。これはツアーで参加したんだけど、たまにはピンポイントでツアーを使うのも「ありだな」と思った。

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