地上259mから見る上海2009

そんな悪夢の電車移動を終え無事、上海に到着。

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■宿泊したユースホステルの近くより撮影。見えるのは上海の金融中心地。1番高いビルが上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center)で、高さ492m。フォルムがとんでもなく美しい。上部の台形型の穴は空気抵抗を軽減するために空けていると言う。最新技術の結晶のような建物だが、地上の車両入出口ではチェックに警察犬が使われていた。その落差が印象的だった。

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■実に圧倒的。キラキラ輝くスカイスクレイパー。ほとんどが金融系だ。世界の経済のうち現在は、マネー経済(株式の売買など、その他マネー取引)が実物経済(日常生活でモノを買ったり、サービスを買ったり)をはるかに上回り、世界のお金の流れの9割以上を占めると言われている。本来、金融サービスというのは実物経済を円滑にするための「補助輪」のような役割だったはずだが、いつのまにか主客逆転してしまった。補助輪で走ってしまっている状態だ。金融至上主義(マネー経済の暴走)である。そして時は2009年の秋(fall)を迎え、それに合わせたかのように、ゴールドが史上最高値を更新した。これから世界がどうなっていくのか、世界を旅しながら常にチェックしていきたい。

■Oriental Pearl Tower(東方明珠電視塔)の展望室にて

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■回鍋肉(ホイコーロー)を注文。大都会・上海でも、地元の人たちで賑わうような飲食店は普通に安い。そして美味い。ただし、基本的に味付けがものすごい油っぽい。料理の注文の際、欧米人などは困るだろうなと思う。その点、日本人は漢字を知っているのでおおよその検討は付く。だが、あくまで「おおよそ」の範囲だ。「酒店=ホテル」という意味である。飲み屋ではない。漢字はわかるが意味がまったく違ってくる。

そして、上海を後にし、次は地図を見てなんとなく、四川省は成都に向かうことにする。電車移動を考え、調べてみるも、なんと37時間もかかる。あの悪夢の「天津→上海」間の電車移動が脳裏をよぎり、即却下。

なるべく陸路で移動したいというポリシーと予算の都合上、飛行機はあまり使いたくはないが、背に腹はかえられぬ。上海(上海浦東国際空港)→成都(成都双流国際空港)間は飛行機を使った。運賃は760元(約10640円)、所要はたしか約3時間。

そして成都に到着。バスに乗り込み、さっそく成都の中心地へと向かった。

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