中国・長距離列車の洗礼

テダセントラルホテル(TEDA CENTRAL HOTEL)から、タクシーと電車を使い、なんとか天津駅に到着。

■駅から見える高層ビル群はそのほとんどが建設中でした。それらとは対照的に、街の内部に入っていくと、景観も雰囲気もがらっと変わります。急激な発展に、街全体がついていけてないような印象を受けました。欧米人や日本人もほとんど見かけません。観光客があまり来ない土地柄ゆえに、安宿なども少ないのだと思われます。

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■天津の繁華街。人がこれでもかと言うくらい絶え間なく流れてくる。例えば、東京の渋谷スクランブル交差点や新宿アルタ前などもかなり人でごった返しているが、もはや次元が違う。渋谷・新宿がおとなしく思えてきそうだ。

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■天津の繁華街にあったユニクロ。ユニクロは日本発のブランド。だが、広告のモデルは欧米人。後に行く上海のユニクロでも日本人モデルは使われていなかった。ちなみに、韓国・ソウルのユニクロでは、松山ケンイチのポスターを確認。これは日本でもそうなんだけど、広告モデル=欧米人という常識がある。日本にいるときは感じなかったが、外国に来てこういうシーンを見ると「なぜ、自国民のモデルを使わないのだろう」と、自然に思えてくる。すごい違和感を感じる。

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■天津駅前の高層ビル群建設ラッシュ

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■天津の繁華街でテキトーに入った飲食店。チャーハンにワンタンスープに雪花ビール。とんでもなく美味い。雪花ビールの味もベリーグッド。中国ではこの雪花ビールをよく飲んだ。そして値段の方だが、ちょっと正確にいくらだったかは忘れてしまったのだが、全部込みで確実に200円はいかない、100円台。中国は本当に「食」のレベルが高い、そして安い。

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■天津駅のホーム。ホームを車が走っています。奥に小さく見えるのが、今到着した電車から降りてくる人々、鬼の混み具合。ちなみに僕は右に見える電車に乗って、これから上海へと向かうところです。そして、これから中国の長距離列車の洗礼を受けることになります。

天津から上海までの電車のチケットは165元(約2310円)で、所要は約16時間。僕は「硬座」という下から2番目のランクのチケットを購入。ちなみに一番下のランクは「無座」と言って文字通り、席無しのチケット。

そして、いざ電車に乗り込もうとした時、唖然としました。人が多すぎて、席のあるところまでいけないのです。時間ギリギリになって乗ったのが今思えば失敗でした。そして、電車は発車。このままでは、窒息死か圧迫死してしまうと考え、もう次の駅で降りようと決め込んでいたのですが、それぞれが持っている荷物を一ヶ所に集積するという雰囲気になり始め、僕のバックパックも例に漏れず、しかも奥の下の方に集められてしまいました。もはや自力では取り出せないような状況です。

もう少し時間が経てば、割と大きな駅があって、そこでどっさり降りるのだろうと目論んでいたのですが、中国はそんなに甘くはありませんでした。結局、上海までの16時間ずーっと、立ちっぱでした。恐るべし、中国。

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