昼は選挙で夜はピアノの尼崎デイズ

39日目!&40日目!&41日目!
大阪市住之江区→兵庫県尼崎市、そして、尼崎市にしばし滞在

翌朝、つぼちゃん宅を出発し、兵庫県尼崎市を目指す。静岡のけいすけさんより、尼崎では市長選挙がちょうど行われているとのコトで、「これまでにない経験ができるんじゃないか?」と、選挙のお手伝いの話を頂いていたのだ。

選挙と旅はまったく関係ナイけど、すべては縁だ。とにかくやってみよう精神だ。頭で考えるのと、実際に経験するのは大違いだ。何事も経験。食わず嫌いは人生の大損。「ぜひ!」と選挙のお手伝いをさせてもらう運びとなった。

大阪のコンクリート・ジャングルを、「5万円で日本一周」と書かれた看板を付けた自転車で走り抜ける。都会にこの自転車はまったく似合わない。肌で感じる。コンクリート・ジャングルにはスーツがよく似合う。大阪の街に来たのは初めてだったのだが、どこにも寄らず、さっさと抜けた。

夕刻に尼崎のいなむら和美さんの選挙事務所に到着。そして、早速お手伝い開始。僕は主に電話掛けをすることになった。有権者に一件一件電話を掛けていく。「いよいよ選挙投票日が近づいてまいりましたが、どの候補者に投票されるか、お決めになりましたでしょうか?」という感じで。ほとんどの人は、「まだ決めていない」と言われるので、そこで、いなむら和美さんをアピールするというものだ。地道な作業だ。

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■こんな感じで路上ピアノ演奏 @ JR立花駅の地下道、反響して良い音出ます

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■電話掛け以外にも、いろいろお手伝いはあります @ 個人演説会

僕はこの日から5日間、つまり、選挙投票日までお手伝いをさせていただいたが、毎日毎日いろいろな方が、電話掛けのお手伝いをされに来る。特に、市議会議員の方が多い印象を受けた。それも、いろいろな市の市議会議員が来られている。最後の日には、現市長(現市長は、いなむら和美さんを応援している背景がある)も隣で電話掛けの作業をされていた。

選挙というのは、本当に地道な作業の積み重ねなんだなぁ、と思った。

この日から、昼間は選挙事務所でお手伝い、夜は路上でピアノを弾くという生活サイクルがはじまった。初日の夜は、JR立花駅の地下道で弾いた。旅39日目にして初めて、投げ銭入れを置いた。自転車で走っているときに、いつも被っているヘルメットを逆さに置いて。

21時過ぎから22時過ぎの1時間ほど弾いて、結論から言うと、6,214円入れてもらうコトができた。最初はたぶん、あれは百円玉が入ったと思う。演奏開始から10分後ぐらいだった。「楽譜なんて読めないけど、音楽は伝わった」、「地下道から聞こえてきた音色に誘われて来た」。いろんな出会いがあった。

坂本龍一とゴンチチ好きのとあるおじさんには、心を込めて、戦場のメリークリスマスを弾いた。誰かが立ち止まって聴いてくれていると、次から次へと立ち止まってくれる人が増える。あとでヘルメットを見てわかったが、そのおじさんが五千円を入れてくれたのだろう。

ヘルメットのなかの五千円を見て、ものすごい不思議な感じがした。

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■やまひろと尼崎の居酒屋で飲み語る夜

次の日の夜は場所を変えて、JR尼崎駅(「じぇいあま」って略して呼ぶようだ)で弾いた。22時過ぎから1時間ほど。1,700円稼ぐことができた。ホームレスか否か、ちょっと判断に困るような出で立ちのおじさんが、ヘルメットのなかに手を入れるのが横目でチラッと見えて、「もしや、投げ銭を盗ったんじゃないか?」と勘繰ってしまったのだが、最後に集まった投げ銭を確認してみると、そのおじさんが200円入れてくれていたことがわかった。

これは本当に反省した。変な勘繰りをしてしまったことを心の中で謝った。

その次の日の夜は、高校時代からの友人である、やまひろとJR尼崎駅前の居酒屋で飲んだ。やまひろは東京で仕事をしているのだが、たまたま尼崎に出張で来るということで。信じられないほど絶妙なタイミング!これは会うしかナイ!3時間ほど飲みながら、いろいろ話し合った。とても有意義な時間が送れて、幸せな気持ちになった。

この3日間で使ったお金は…
菓子パン2つ(216円)、吉野家(280円)、カフェオレ(110円)、公衆電話代(300円)、たこやき(230円)、すき家(350円)、レモンティー(100円)、バナナラテ(137円)、クリア袋ケース(105円)、銭湯(410円)、松屋の牛めし(250円)、かぼちゃジュース(88円)、マックのアイスレモンティー2つ(200円)。

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