さぁ、旅がはじまる

2009年8月20日、いよいよ世界放浪の旅が始まった。

1ヶ国目は韓国だ。その際、飛行機でびゅんと飛んでしまっては、なんだか芸が無いような気がするのと、予算の関係で、船で行くことに決めていた。山口県は下関から韓国は釜山へ船(関釜フェリー)が出ている、運賃は9000円、安い。

海老名SAまで電車と徒歩で行き、裏口より入る。さぁ、ここからヒッチハイク開始だ。ちなみにヒッチハイクは今の今まで1度もやったことがない。でもSAなら、すぐに捕まるのではないかという、楽観的な予想があった。スタイルとしては、出口のほうで、看板を掲げひたすら待つというスタイルで行った。

出口の方に歩きながら向かい、いざ、通り過ぎる車に看板を掲げるとなると、これがものすごい恥ずかしい。気持ちとしては、気になる女の子にはじめて声をかけるときの気持ちに近い。

そんな時、MP3プレイヤーは大いに役に立った。爆音が恥ずかしい気持ちを多少なりともかき消してくれた。リンキンパークだった。

結論から言うと、1台目はものの10分ほどで捕まった。足柄SAまで乗せてくれるという。東京でひと仕事終え、戻る途中の1tバン、気さくなお兄さん2人だった。ありがたい。

足柄SAから遠州豊田PAまでは、連休を利用して各地の海でサーフィン三昧という美容師の方に乗せてもらった。遠州豊田PAから浜名湖SAまでは、「オレも10年前ヒッチハイクよくやってたんだよねえ」という出張中のサラリーマン。浜名湖SAから草津PAまでは、大型トラックの方に声をかけていただき、乗せてもらった、ラッキー。

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■2台目に乗せてもらったサーファーの方と、遠州豊田PAにて

草津PAに着いたころには、もう日付が変わりそうな時刻だったし、体力がショート寸前だったので、今日はもう休むことにした。ベンチで野宿だ。

早朝5時頃起床し、6時よりヒッチハイク開始。ぜんぜんヒットしない。炎天下の中たちっぱ、結構体力消耗。3時間以上経過したころ、うしろから声がかかる。

「にいちゃん、どこまで行くんだ?」
「兵庫方面…いや、最終的には下関目指してます」
「よっしゃ、行くぞ」
「え、あ…ほん、お願いします!」

というわけで、長距離大型トラックの方に声をかけていただき乗せてもうらことになった。しかも、下関まで行くという。そして、わざわざ下関駅まで行ってくれるとのこと。マジでありがたい。

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■出口の近く、そして車が止まりやすい場所に立つのがコツだと思う

夜には下関のドライバー御用達の飲食店“みちしお”でメシを食べ、ごちそうまでしてもらった。本当に長時間にわたり、お世話になってしまった。お礼を言うと、「掛けた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」とのお言葉を頂く。そして、下関駅で降ろしてもらった。なんというか、感謝、言葉にならない。

はじめてのヒッチハイクは予想以上にうまくいった。海老名から下関まで5台乗り継いだ。それよりなにより、色んな人との出会いが楽しかった。

夜の下関駅。どうやら翌日イベントがあるようで、どこのホテルも空いてない。ネットカフェもここらには無い模様。2日連続の野宿である…。しょうがねえ。

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