旅のスランプに突入した模様

なんか近頃はどうも不調だ。旅のスランプかもしれない。ブログの更新もだいぶ溜まってしまっている。ふぅ。旅写真家の三井昌志さんのブログ記事(64日目:だから動く(山口県岩国市))に参考になるような一文があったので、ちょっと抜粋してみたい。

長旅には必ず波がある。すべてがうまく行くようなノリノリの時期もあれば、どんよりと停滞が続く時期もある。今はそう、あまり良くない時期だと思う。それでもリキシャを漕ぐ。天気は快晴。つまりは天が「進め」と言っているのだ。停滞した旅を動かすのは、結局のところ移動しかない。それが長年の旅の経験から得た結論だ。だから動く。

ほうほう、参考にしよう。4日分の日記を手抜いてババババっと書いていく。

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22日目!&23日目!
愛知県瀬戸市→愛知県一宮市、一宮市に滞在

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■洗濯はこんな感じで気持ち良く干します

22日目はとにかく雨にやられた。夜になればなるほど雨足が強まり、この旅でいちばんキツい日となった。雨が降ったなら移動をしなければいいのだが、もう全身ズブ濡れで、濡れる余地はなく、これ以上濡れようが濡れまいがどっちも同じの境地に達してしまったというコトもあり、走り続けてしまった、反省。

キーボードやアンプが雨でイカレないか常時心配だったし、サーフボードキャリアのネジが緩んだのかグラグラ言いだしたので、途中からは右手でハンドル、左手でキャリアのパイプを抑えながらというクソみたいな感じで走っていた。国営木曽三川公園の雨がしのげるところにテントを設置し寝た。

23日目は、前日の雨によりすべてが濡れてしまったので、まずは洗濯をすることにした。これは写真のとおり。すぐ隣の大野極楽寺公園に移動して。洗濯やら自炊やら自転車のメンテナンスやら、からやんならやんやってたら夕方になったので(この日起きたのは6時過ぎなのに!)もう移動しないコトにした。

この公園は、おじさんおばさんのよく集う公園で、何人もの人から話しかけられた。共通して皆が言うのが、「若いっていいねぇ」、「若いときしかできない」、「若者の特権」などなどだ。

「今年から年金もらい始めたんだけど、まわりの人に言うと必ず、うっそー!って言われるくらいお金は持ってる。今までひたすら働いてお金を貯めてきた。今70になってお金はあるけど、自転車で日本一周なんてもうできない。羨ましいねぇ。子供も孫も親を見て育ってきたからか、レールに一直線に乗ってる。もう少し自分らしくというか、型にはまってないというか、自由に生きてほしいと思うけどね」

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■ちらっと見えるのは大垣城

買い出しにイオンモールに行く途中には、新聞配達をしているおばさんに話しかけられた。

「どこから来たのー?日本一周?へぇ、えらいねぇ。よくそんな根性あるねー。この辺は木曽川町っていうんだけど、私なんかここからも出られないよ。ちょっとご飯代渡すわ。これでなんか食べて!がんばりな、人生の肥やしに絶対なるから。いやぁ、うれしいわ、うれしいわ。お互いがんばろうね」

と、本当にうれしそうな表情で話しかけてくださった。これでなんか食べてと二千円もいただいてしまった。

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■養老天命反転地 photo1

この2日間は、まぁまぁお金を使ったなぁ。
松屋の豚めし(290円)、クッキー(105円)、白米2kg(980円)、納豆2つ(140円)、コーラ(150円)、カップ麺(168円)、ミル付き岩塩(540円)、即席みそ汁(88円)、タッパー(105円)、すき家の牛丼セット(440円)。

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24日目!&25日目!
愛知県一宮市→岐阜県大垣市→滋賀県彦根市

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■養老天命反転地 photo2

24日目は光明寺公園球技場という所で起床。早朝、テントの片付けなどをしていると球技場の管理人らしき方に、「なかでコーヒーでも出すよ」とお誘いを受ける。コーヒーを頂いた後は、養老天命反転地に向けて出発。前から行ってみたかった場所なのだ。

養老天命反転地とはなんぞや?と。パンフレットの説明を抜粋する。

「養老天命反転地」は、荒川修作+マドリン・ギンズの構想を実現した実験的なアートプロジェクトです。荒川修作とマドリン・ギンズは、現在の世界の絶望的な状況を希望ある未来へ転換させようとしています。

そのためには「死」を前提とした消極的な生き方を改め、古い常識を覆すことが必要だと言っています。この死へいたる「宿命(天命)」を反転することを使命として荒川+ギンズは活動を続けてきたのです。30数年に及ぶ研究の中で彼らが注目したのは、「身体」が持つ可能性と、身体に作用する「環境=建築」でした。彼らは身体感覚の変革により意識の変革が可能だと考えたのです。

彼らの長年の研究の集大成となる「養老天命反転地」には、水平垂直を極力排除し、複数の人工的な地平線を配するなど、人間のもつ平衡感覚や遠近感に揺さぶりをかける仕掛けが施されています。これは、私たちをヨチヨチ歩きの子供の状態に戻して知覚を再構築させるよう隅々まで計算された構造なのです。

岐阜県養老郡養老町のあたりは野宿に適した場所がなさげだったので岐阜県大垣市まで戻る。調子に乗ってビール(発泡酒)なんか買ったり、銭湯に行ったりしてしもうた。これでは普通の人ではないかい。で、また球技場みたいなところでテントを張って寝た。

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■養老天命反転地 photo3

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■三鷹天命反転住宅っていうのもあるらしい…トリッキー過ぎる!

25日目は昨日だ。岐阜県大垣市から21号線をひたすら走り、関ヶ原を通り、滋賀県彦根市へ。昼過ぎには着いたのだが、どうしても疲れてしまい、昼間からそこらへんにテントを設置し寝ることにした。ありえない。疲れが溜まっているのだろう。

毎日何十kmも走って、毎日質素な食事で、毎日野宿してたら、まぁそりゃそうだ。ストレスも溜まって、コンビニでお菓子を3袋も買ってヤケ食いしてしまった。あかんなぁ、と今振り返って思う。

夜は彦根城に近いマックでひたすらパソコンとにらめっこ。そのまま朝を迎える。はじめてのマックでの夜明かし。深夜は空調のスイッチを切るのか店内だけど寒過ぎた。これなら、テント+寝袋のほうがよっぽど暖かい。

この2日間は完全に調子に乗ってしまった。。
コンビニめし(378円)、養老天命反転地入場料(710円)、すき家の牛丼特盛(480円)、発泡酒(168円)、バナナ(98円)、納豆(68円)、柿の種(198円)、銭湯(500円)、ペットボトルジュース(150円)、コンビニお菓子(310円)、マクドナルド(320円)。

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■名水百選のひとつである「菊水泉」、養老の滝のすぐ近くにあります

という感じで、近頃は別にたいしたエピソードもない。旅のスランプに突入した模様。。

※ブログのサイドバーにも張ったけど、Twitter(masanoria_jp)はじめました!

masanoria_336

コメント

  1. ozaki より:

    スランプに陥ったら、何よりもまず初心にかえること。なぜ旅に出ようと思ったのか、この旅で何をしようと思ったのか、そんなことを考えれば、何をするべきかが見えてくるんじゃないかな。

  2. J.H より:

    たまには休むのも大事だぞー。
    後悔することをするのも大切。

    だって、人は、後悔があるから、
    後悔しないように『頑張ろう!』
    って思うわけだからね。

    案外、
    プラスのエネルギーより、
    マイナスのエネルギーのほうが、
    次の行動につながったりするからね。

    ま、俺は、マイナスのエネルギーがなくて
    悩んだこともあったけど…。

    寒くなってきたから風邪ひくなよ!

  3. はるな より:

    スランプ上等!
    やけ食い上等!

    私も仕事で悩むことだらけ、毎日スランプ。
    毎日やけ食い・・・(笑)。
    でも、とにかく「この仕事が好きだ!」って気持ちだけでなんとかがんばってます。

    好きこそものの上手慣れ。
    スランプも乗り越えられるはず!

    ほんと寒くなってきたから、風邪引かないように気をつけてね!