台湾に来たら池上便當(弁当)を食すべし

朝、起きる。5時頃。テントでの寝泊まりというものは、寝心地は決して良くはないので、自然と早起きになる。寝坊の達人である僕でも、なんのアラームなしで勝手に目が覚める。いいことだ。早起き、最高!

瑞穂を出発し、台東(Taitung)へ向かう。走行距離135km。

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■台湾でいちばん美味しかったもの何?って聞かれたら、この池上便當と答える。便當とは弁当のこと

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■Tent makes the sleeping place free @ 旧台東駅

台東の沖合い約33kmのところに、緑島(Lyudao)という名の島がある。台湾にはいくつかの島があるのだが、せっかくなので1つぐらい行ってみよう、ということで、緑島に行くことにした。台東の街の中心地からほど近い富岡港から船が出ている。往復で920元(約2,760円)。自転車の持ち込みは片道100元(約300円)。所要時間は50~60分ほどだという。

チケットを買ったところのおじさんが、「なにかあったらここに電話しなさい」と名刺とテレホンカードをくれた。台湾は親切な人が多いというのはマジだ。

船に乗るその日、天気は曇りで風がかなり強い。大丈夫だろうか、不安。出発時間前にかなり余裕を持たせて到着した。どうやらスケジュール通りに船は出るようだ。久しぶりの船。バングラデシュのロケット・スティーマーぶりかな。「船はやっぱテンションあがるなぁ」なんて、トイレで手を洗いながら思っていたら、突然、動き出した。出発予定時間よりだいぶ早い。あぶねぇ、早めに着いておいてよかった。席に着く。

そして、船は信じられないほど揺れた。船というのはこんなに揺れていいものなのだろうか。港を出発し、だいぶ沖合いに出ても相変わらず揺れっぱなしだった。まるで、ジェットコースター、またはパリダカ。波にぶち当たって、「ズザザザ」とかありえない音してるんですけど…これ、転覆するよね?

「Life Jacket Under The Seat」、オーケー。転覆するなら、港出てまもない今のうちにしようぜ!大きな波が来ても、それが1発だったら、船の構造上問題なさそうだけどさ、タイミングよく1,2,3!って、3発連発でバッチリはまったら、コロンっていきそうじゃね?

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■富岡-緑島間の船。ネットで調べたら、かなり揺れることで有名のよう

終始、開いた口が塞がらなかった。その開いた口にタオルを手で当て、波がぶち当たるたびに、「オーマイガッ」と少なくとも91回は言ったように思う。船内のテレビでは、土砂崩れや川の増水で流された人を救出するニュースなどが流れている。やっちまった。完ペキ時期、間違えた。

約60分後、緑島に到着。

少し歩いてベンチを見つけ、1時間くらいぐったりした。緑島でもテントで行くつもりだ。なので、そのまま自転車にまたがり、とりあえず島内を一周することにした。風が凄まじい。雨も降ってきやがった。ほとんど嵐。くそダルい。くそズブ濡れ。観光客はたくさんいたが、みんなスクーターをレンタルして走っている。自転車なんていない。こんななか自転車とかド阿呆。

で、帰るべき場所もないし、テントを張るには時間が早すぎる。温泉で時間潰すかってことで、朝日温泉へ。なかなかイイ感じの温泉施設だったのだが、こんな嵐では水しぶきがびゅうびゅうで目も開けてらんない。まったく不快。かと言って温泉を出ても他に行くべき場所もないので、結局、4時間とか5時間とかそこにいた。こんなの旅でもなんでもねぇ。ただの浪費。旅人じゃねぇ。浪費家だ。あーあ。

夜11時頃、温泉を出て島内のメインストリートへ走る。

街灯なし。左手は海、右手は岩山か林。もろ嵐。下り坂にさしかかってもペダルを漕がないと進まないほどのバカ野郎。くそ真っ暗。たまに通る原付のヘッドライトが頼みの綱なほど。必死漕ぐ。温泉出てすぐズブ濡れ&大汗かく。意味ない。お化け出る条件すべて揃う。もうとにかくマジでファック…

風雨の防げそうなツーリスト・センターの自動ドア前にテント設置。寝る。野宿生活というのは、天候次第でいとも簡単に崩壊することがよくわかった。あと、小さな島では宿を取るべきですね。うす。

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■滅共復國、中国国民党と中国共産党による国共内戦時のスローガンということでしょうか @ 緑島

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コメント

  1. 神谷 より:

    この前、原さんと久し振りに連絡取りました。

    元気そうだったよ

  2. masanoria より:

    > 神様

    今、台湾の台中という街にいます。
    台湾の旅が終わったら、日本に帰りますので、みんなで会いましょう!

    今月中には日本っす。うす。