台北で考える、「旅ってなんだ?」

現在、台湾にいる。まず、最初に入った街は、台湾一の都会・台北(Taipei)。そして、僕が台湾にきて、まずはじめにしたことは、新しいシャツと革靴を買うことだった。手持ちの服ではこの都会の街に対応できない。

taiwan-gourmet01
■鶏肉飯と蒸し餃子、ごはんに染み込んだタレがヤバい、85元(約255円)

襟と袖の部分が破れているポロシャツと小汚いビーサンという格好で、老舗の中華料理屋やクラブや茶芸館には、とてもとても行きづらい。それにしても、都会で遊ぶにはお金がかかりますねぇ。

ん?あれ…遊ぶ?

taiwan-gourmet02
■きしめんと豆腐とコカコーラ、シンプルなのに味わいいと深し、80元(約240円)

僕は台湾に遊びにきたのか?いや、違う。僕は旅をしにきたのだ。遊びにきたのではない。短期旅行者ではない。しかし、高層ビルが立ち並び、お金さえあれば何でも手に入る街を目の前にして、どういうふうに旅をすればいいのかわからなくなってしまった。困ってしまった。

そもそも旅ってなんだ?何をすれば、それを旅と呼ぶことができるんだ?

taiwan-gourmet03
■茶芸館にて「阿里山金萱茶」をいただく、満たされたひととき、300元(約900円)

実は、この問いは旅をはじめて1ヶ月半を過ぎたころには、すでに心に大きく浮上してきていた。そして、それ以来ずーっと考えていることである。しかし、未だによくわからない。旅ってなんだ?

でも、ひとつ思うのは、これは「人生ってなんだ?」とほとんど同じ問いなんじゃないかということだ。あと、「都会を旅する」って、そういえばあまり使われない。「田舎を旅する」っていうのはよく使われるけど。「都会」の場合は、「旅行」になるよね。「都会」というのは「旅」しづらい場所なのだろうか…

taiwan-gourmet04
■小籠包と紹興酔鶏、口に入れたら肉汁じゅわっと、470元(約1,410円)

だいたい、短期旅行者はまず「都会」に行くけど、長期旅行者は都会を避け、田舎を好む傾向がある。都会と田舎。不足のない環境と不足のある環境。不足のある環境(田舎)にいるときは、この問いは鳴りを潜める。だが、不足のない環境(都会)にいると、突然、急浮上してくる。

旅(人生)ってなんだ?

—。

そのようなことを考えまくっていた。というか、悩んでいた。「悩み」である。でも、考えてるだけじゃ、マジで何もはじまらない。これではいけない。これが一番いけない…

そんなとき、パッと、「台湾を自転車で一周する」というアイディアが浮かんだ。なかなかおもしろそうだ、ふむふむ。そして、自転車を買った。テントも買った。情報もいろいろ収集して…

あっ。新しい旅(人生)が動きはじめている。

taiwan-gourmet05
■焼きビーフンと台湾ビール、味忘れた、値段も忘れた…

masanoria_336

コメント

  1. チェンマイ散策 より:

    元気もらってますよ!!
    あなたのブログを読んで、「日本にいるのに」
    もっと自由でいいんだと思えます。

    日本にいる同じ年の瀬の者として、あなたの旅の無事を祈っています。

  2. masanoria より:

    > チェンマイ散策さん

    旅をしているなかで、「人生は自由」ということに気付かされたのですが、
    それをアタマで理解するのと、現実に具現させるのは別の話であって、
    ですから、日本に帰国後も「自由に歩めるのか?」ということが、目下、僕のテーマです。