マイソール→バンディプール→カリカット→コチ

1ヶ月の投稿記事数がはじめて10を越えた。よーし、その調子だ。

マイソール(Mysore)→バンディプール(Bandipur)→カリカット(Calicut)→コチ(Kochi)ってな具合に進み、走行距離はそれぞれ99km,185km,218kmでした。うす。

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■右から時計回りに、ドーサー(Dosa)、パロタ(Paratha)、イドゥリ(Idli)です

最近はチャパティよりもパロタのほうがポピュラーになってきました。パロタというのはパイ生地をふわふわにしたような感じで、まぁまぁオイリー。チャパティやロティやナンと同じように、カレーにつけて食べるのが主だと思われます。ドーサーは小腹が空いたときに食べるおやつ感覚でしょうか。表面パリパリでなかふわっと。かなりオイリーです。僕はあまり食べませんね。

そして、僕がいちばん好きなのがイドゥリ。米の蒸しパンと言えばいいでしょうか。ものすごいシンプルでヘルシーです。イドゥリは朝食に使われる場合が多いみたいで、昼すぎに行っても提供してない店とか結構多いです。朝食はイドゥリとチャイで静かにいただくのが好きなんですが、最近どうも、チャイが完全に「TEA」と呼ばれるようになってきており、北インドのチャイとは別物になってしまいました。

北インドのチャイはそれはそれは濃厚で、時間が経つと膜が張るほどで、しょうがのフレイバーなんかもして、非常に温かくて甘くて、シンプルテイストのイドゥリと相性抜群なのですが、南インドのTEAは濃厚とは正反対のスッキリな感じ。注文するたびに、かつての北インドのチャイを期待している僕は毎回がっかり。

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■バンディプールからカリカットへ向かう際に通った道

Mudumalai Tiger Reserve(ムドゥマライ動物保護区)。ほんの少しですが、地球の歩き方にも情報が載ってますね。でも、こんなとこ行く日本人いるんでしょうか。看板にトラの絵あるけど、トラ出てきたらヤバくね?だって、200CCのバイクとじゃ、トラの本気ダッシュのほうが早いよね?

でもまぁ、チャリで二ケツの兄ちゃんたちいたから大丈夫なんでしょう。ちなみにここは天然のサファリパークみたいな感じで、象、猿、孔雀、蝶々、鹿、牛、豚、他にも名前のわからない動物など、たくさん見ることができました。象がフツーに林のなかを歩いているのは迫力ありますね。

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■そのトゲは本当に必要なんですか?

不良に憧れたんですか?悪い方向に進化しましたね。でも、ちょっとかっこいいですね。写真撮ろうと思って草むら入ったらグサッと。血が出るほどです。やっぱりサンダルはいけませんね。バイク旅にあるまじき、足元はビーチサンダルなのです。

というのも、前にジャイプル(Jaipur)で買った靴は、ハンピの宿でしばらく履かずに置いておいたら、カビが生えてしまい泣く泣く処分したのであります。他にも、フルフェイスのカバーは走行中に吹き飛んでしまったし、そのため小砂利がダイレクトにアクセスするので、メガネの表面はキズだらけだし。

音楽プレイヤーのイヤホンは走行中に知らず知らずのうちにポケットから出てしまったようで、そのまま引きずり走ってしまい右イヤホンはちぎれてしまったし、インドの地図もこれまた走行中に気付いたら、メーターとフロントカバーの間に挟んでいたのが無くなっていた。

バックパックに内蔵されている金属の背骨は完全に骨折しているし、表面はべたべたで、ところどころ破れ、中身が見えてしまっている。装備がぼろぼろになってきたぞ、うむ。

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■雨の境目ってこんな感じなんですね

インドに入国してから最近まで一度も雨が降らなかったのに、最近は毎日降るようになってしまっている。雷を伴う雨だ。バンディプールからカリカットへの移動中にケーララ州(Kerala)に入った。

今までの州とはあきらかに「感じ」が変わったように思う。キリスト教のチャーチとチェ・ゲバラ(Che Guevara)のポスターや看板がものすごく多く、都市は栄え、リッチめのお宅が増えた。途中、水を買おうと思って寄った店では、頼んでもないのにチャイとバナナをごちそうになった。こんなことは初めてだ。

幹線道路を走行中には、1台のバイクが寄ってきて、「バイク旅?お茶する時間ある?」みたいな感じで話しかけられ、そこらの店で少しお茶をするという一幕もあった。その彼は昨年、インドの全28州をバイクで旅したそうだ。47日間って言ってたな、Maxで1日700km走ったって、ひいい。

そして彼の職業は「memory enhancement」とか、「teach personality development」とか、そんな感じのことを言っていたから、たぶん「7つの習慣」的な少し特殊で高レベルな教育の先生なんだろう。

コーヒーを飲んでいるときに話しかけてきた27歳の青年のケータイの待ち受けはチェ・ゲバラで、アメリカとイスラエルは、「very badで、no good」と言い、「Left Party(左翼)」という単語が口からよく出た。

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今までとはあきらかに違う。
僕はインドの政治とか歴史とかほとんどわからないが、ケーララ州は独立するんじゃないかと思ったりもした。

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